【もう死にたい】と不登校の子が言ったときに母がしてはいけないこと

こんにちは。
アダルトチルドレン克服カウンセラーの奥野です。
コロナの影響もあるのか
不登校、引きこもりで悩む方が
すごく増えています。
ご相談内容として最近すごく多いのが
- 『子どもが不登校になってしまった』
- 『私の育て方が悪かったのが原因かも』
- 『どうしたらいいのか分からない』
というお母さんのご相談です。
自分の子が不登校、引きこもりになったとき
ほとんどのお母さんは自分のことを
責めてしまっています。
まず声を大にしてお伝えしたいのが
悩まれてこの記事を見られているお母さんは
まず間違いなく、これまで子育てを
一生懸命されてきたお母さんです。
そんなお母さんが悪いなんて
そんなはずはありえません!
もちろん、お母さんも人間ですので
完璧な子育てはできなかったかもしれません。
ですが、この記事を見られているお母さんは
例外なく頑張り屋さんです。
ものすごく頑張ってきた結果
環境や子どもの気質など色々な要素が重なって
不登校や引きこもりになってしまっただけなんです。
もうこれ以上、頑張らなくても大丈夫です。
不登校、引きこもり克服には
上手くいく方法と上手くいかない方法があります。
今日の記事では
【もう死にたい、、、】と
不登校、引きこもりの子が
言ったときに母がしてはいけないこと
についてお伝えしていきます。
【もう死にたい、、、】と不登校、引きこもりの子が言ったときに母がしてはいけないこと
①自分のことを責めてしまう
大切なお子さんが不登校、引きこもりになり
- 『私の育て方がいけないからだ』
- 『私のせいだ』
- 『どうしよう。私がなんとかしないと』
とお母さんが自分を責めるのは一番してはいけません。
繰り返しますが
責めてしまうようなお母さんは悪くないからです。
責めてしまうのは、それだけお母さんが
お子さんのことを大切に思っているからです。
そのお気持ちはお子さんに
しっかりと伝わっています。
また、お母さんが自分を責めて
悲しんでしまうとそれを見たお子さんは
どう思うでしょうか?
- 『お母さんが悲しんでいる』
- 『僕(私)が学校に行けないせいだ』
- 『僕(私)が悪いからだ』
とお子さんが自分を責めてしまいます。
それを見たお母さんが
また自分を責めてしまう。
という負のループにハマってしまいます。
②心理学のテクニックを使おうとする
😔(子)
『もう学校に行きたくない。。』
🤱 (母)
『どうしたの?』
😔(子)
『言いたくない。』
『僕(私)なんていない方がいいんだ。』
🤱 (母)
『そんなことないよ。』
『あなたはいるだけでいいんだよ。』
😔(子)
『そんなはずはない!』
『だったら証拠を見せてよ!』
🤱 (母)
『それは、、、』
『上手く言えないけど』
😔(子)
『ほら、言えないじゃん!』
『やっぱり僕(私)なんて死んだほうがいいんだ』
🤱 (母)
『… (どうしたらいいの、、、)』
と悩むお母さんが多くおられます。
- 【そのまま受け止めるだけでいい】
- 【あなたはいるだけでいいと伝える】
- 【相手の言葉を繰り返す】
など、心理学のテクニックを使っても人は変わりません。
本当か嘘かは子どもには全てお見通しです。
③お子さんの問題を解決しようとする。
子育てに熱心なお母さんほど
お子さんの問題を全て解決しようとしてしまいます。
- 友だちが意地悪をしてくる。
- 勉強が分からない。
- 先生が分かってくれない。
など、お子さんは、
色んな方法でお母さんを試してきます。
ですが、お母さんは
振り回される必要はありません。
なぜなら、目の前の問題は100%ダミー
つまり、偽物だからです。
本当は愛されているのか不安なんです。
学校などで色んなことがあり、
自分に自信をなくしてしまっています。
どんな問題行動をしていたとしても
『あなたは大丈夫だよ。』
と大好きなお母さんに受け止めて欲しいんです。
受け止めてあげると
いずれ、お子さんは自分の頭で考えて
進んでいくことができます。
踏み出すのはお子さんのタイミングですので
お母さんはドシッと構えて
信じて待ってあげましょう。
ここまで、上手くいかない方法を
お伝えしてきました。
ここからはどうすればいいのか
上手くいく方法をお伝えしますね。
結論は、逆のことをすればいいのです。
【もう死にたい、、、】と不登校の子どもが言ったときにお母さんにしてほしいこと
❶自分のことを責めないで認める
もう一度言います。
お母さんは何も悪くありません。
お母さんのせいではありません。
お子さんがどんなことを言っていたとしても
お母さんは自分を責める必要はありません。
なぜなら、お母さんはこれまでお子さんのために
できる最善のことをされてきたからです。
産まれてから、どれだけの時間とエネルギーを
注いできたのか、振り返ってみて欲しいのです。
例えば、ご飯は何回作ったのでしょうか?
1日3食✖️30日=90食
90食✖️12ヶ月=1080食
一年で1080食です。
これを1000食だとしても
10年で1万食になります。
お子さんが10歳だとしたら
お母さんは1万食のご飯を作ってこられたのです。
1万食作ったということは
- その前に買い物へ行き
- 何を食べたいのか栄養バランスを考えながら献立を考え
- 料理をして
- 食べさせて
- 食べ終わったあとは片付けをする。
- この大変なことを1万回やってきているのです。
同じことをもう一度やってみて。
と言われたらどうでしょうか?
また、これだけ頑張っているお母さんが
いたら、あなたはそのお母さんに
どんな言葉をかけてあげたいですか?
辛い状況のときこそ
その言葉をあなたが
あなた自身にかけてあげて欲しいのです。
❷考えずに本心を話す
テクニックは必要ありません。
『あなたはこう思うんだね。』
『そっか。』
と受け止めてあげた後、
『私はこう思うよ。』
と、お母さんの本心をただ伝えてあげて下さい。
このときのポイントは
相手の反応を気にしない
(相手に期待しない)ことです。
変えられるのは自分だけです。
お母さんはどんなときでも
自分のしてきたことを認めてあげて下さい。
自分の発言でお子さんが
ネガティブになることもあります。
そこでまたお母さんが
自分を責めてしまうと逆効果になります。
どれだけ考えても
お母さんの思っていることは
全てお子さんにお見通しです。
あなたのことを大切に思っている。
という本心の気持ちを伝えてあげて下さい。
③お子さんの問題を解決しようとしない。
見本 信頼 支援
という考え方があります。
一番大切なのはどれでしょうか?
ほとんどの人は、問題が起こったときに
どんな言葉をかけてあげられるか
どうしたらいいのか
という支援に頼ってしまいます。
ですが、支援が影響を与えるのは
全体の1割以下です。
何が影響を与えるかというと
それは見本です。
お母さんの幸せな姿がお子さんに
前を向く力を与えるのです。
つまり、お母さんが笑顔になること。
それが一番お子さんに良い影響を与えます。
まとめ
不登校、引きこもりが解決するには
お母さんが笑顔になることです。
お子さんが笑顔になったら
お母さんが笑顔になるのではなく、❌
お母さんが笑顔になったら
お子さんも笑顔になります。⭕️
子どもが悲しいときに
笑顔になってもいいんでしょうか?
とよく聞かれますが、いいのです。
人は鏡です。
鏡に映る自分(相手)の顔が悲しんでいて
どれだけ鏡に手を当てて変えようとしても
変わりませんよね。
自分が笑顔になることで
鏡に映る自分(相手)も笑顔になります。
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