行動できないあなたは悪くない! 行動できないと悩む原因と解決法

こんにちは、
アダルトチルドレン 克服カウンセラーの奥野です。
カウンセリングをしていると
- 『やろうとしても中々行動できません。』
- 『不安が大きく、いつも行動できない自分のことを情けなく思います。』
など『行動ができない』
というお悩みを抱えた人がたくさんおられます。
今日は
『行動できない人の原因と解決方法』
について記事を書いていきます。
行動できないことは悪くない
そもそも人間は行動したくないんです^_^
行動しないで楽したい。
それが本能なんです。
だって、行動ってしんどいじゃないですか 笑
わざわざ、しんどいことを無理に
やろうとしなくてもいいと思いませんか?^ ^
- 周りが行動してるのに自分はできていない。
- もっと行動しないといけない💦
なんて思い込みをもっているとしたら
今すぐ捨ててしまいましょう!
あなたには必要ありません。
なぜなら
この記事を読んでくれているあなたは
行動をしていない人ではないからです。
行動ができないと悩んでいる人です。
むしろ、頑張り屋さんです。
つまり、何が言いたいかというと
あなたはすでに行動しているんです!
自分が変わるために
記事を読むという行動を
しているのに
その行動をあなたが評価していないだけなのです。
あなたは何も悪くありません。
悪いのはその自分のことを
評価しない考え方です。
もちろん、何も行動していない人には
もっと行動しましょう!と言います。
ですが、行動できていない。
とカウンセリングで悩んでいるほとんどの人が
行動はできているけど
その行動を自分で認めていないだけなんです。
例えば
- 朝起きたこと
- 顔洗ったこと
- 出かける支度をしたこと
- 電車に乗ったこと
- 駅まで歩いたこと
- 出社したこと
- あいさつをしたこと
- ご飯を作ったこと
など、人は1日の中でたくさんの行動をしています。
そのできている行動を当たり前だと思って
評価していないんです。
逆に
- 朝、時間通りに起きれなかった
- やろうと決めたことをまたやらなかった
- 約束を守れなかった
- 早起きして本を読めなかった
- 新しいことにチャレンジしようと調べたけど行動できなかった。
など、行動できていないところだけを
わざわざ見つけ出して、自分に罰を与えています。
新しいことにチャレンジしようと
調べた行動は評価しないで
行動できなかった自分だけ責める。
こんな理不尽な扱いを受けていたら
誰だって行動できなくなります。
まずは、行動できていることを
認めることから始めていきませんか?
行動できない原因
それは、先ほどもお伝えしたように
あなたの考え方です。
できたことは当たり前 ⭕️
できなかったことだけ責める ❌
というあなたの考え方のクセにあります。
じゃあ、やっぱり私が悪いのか😢
そうではありません。
なんでかというと、
あなたは最初からそんな考え方じゃなかったからです。
赤ちゃんのときは前向きで行動できない自分のことを
責めたりしなかったはずです。
親や先生など、周りの大人の影響を受けて
その考え方になってしまっただけなんです。
時間をかけて
脳にプログラムされてしまったんですね。
一度、プログラムされてしまうと
動物はどうなるのか実験データがあります。
ノミの実験
ノミは小さい体でも
1メートルもの高さのジャンプができます。
そのノミを高さ30センチメートルの
ビンの中に入れます。
そして、出ていかないようビンに蓋をします。
ノミは勢いよくジャンプしますが
蓋に頭をぶつけて痛い思いをします。
そして、それを何度か繰り返したノミは学習します。
高く飛ぶのを諦めて
頭をぶつけない高さで飛ぶようになるんです。
その後、ビンの蓋をとるとノミはどうなると思いますか?
正解は
蓋を取ってもノミは30センチメートルの
ところまでしか飛べなくなるそうです。
本当はできるのに
できないという思い込みを学習してしまう。
これを学習性無力感といいます。
これはノミだけでなく他の動物
もちろん人間にも例外なく当てはまります。
自分には行動できないんだ。
と思い込んだ期間が長ければ長いほど
- 『やっぱり無理だ』
- 『どうせ自分にはできない。』
と自分の可能性に蓋をして諦めてしまいます。
この学習性無力感の状態になってしまうと人は
なかなか行動することができなくなります。
なぜ、行動できなくなったのか
結論は、あなたが小さい頃に
周りの大人からかけてもらった言葉
に影響を受けています。
失敗学を大人は子どもに教えない
本来、失敗にこそ気付きと成長があります。
ですが、僕らの周りに周りには
- 間違っても失敗はいいよ!
- 楽しい!
- こんな意義があるんだよ!
と、教えてくれる大人は少ないのです。
親はもちろん、
学校の先生でさえ失敗はいけない
ということを教えています。
逆に親は子を心配するがあまり
失敗に気をつけろ!
さもなくば、
取り返しのつかないことが起きるぞ!
と、失敗したら
あたかも人生が終わってしまうように
大げさに伝えてしまう大人も多いものです。
その結果、子どもは
- 失敗したら終わりだ
- 失敗は絶対にいけないことだ
- 失敗しないためには行動しない
と行動できなくなり、
可能性にどんどん蓋をしてしまいます。
行動できるための方法
では、どうすればいいのか?
それは、人と環境を変えることです。
実は、先ほどのノミの実験には続きがあります。
学習性無力感の状態になって飛べなくなってしまった
ノミの隣に、普通に飛べるノミを置いてあげるのです。
すると、普通に飛べるノミを見ることで
飛べなくなってしまったノミが
自分も飛べることを思い出すのです。
そして、ビンの中にいたノミは全て
また飛べるようになったようです。
人間も全く同じです。
行動できないようにプログラムされてしまったのであれば
行動できるプログラムに上書きをしてしまえばいいのです。
そのためには、
- 行動できている人
- なぜか人生をめちゃくちゃ楽しんでいる人
- 好き勝手やってるのに人に愛されている人
と一緒に過ごすことだけでいいのです。
そんな人が身近にいなくても
今はYouTubeでたくさん動画を見ることができます。
人は一緒にいる人がどんな人か
どんな環境にいるのか
で人生が変わります。
まとめ 行動できないあなたは悪くない!
①行動できない人も行動している
行動できない結果だけをみて
行動している経過はみていない。
小さな経過の積み重ねが
やがて大きな結果を作ります。
行動できていない自分を責めるのはやめて
できている自分の経過を認めてあげて下さいね^ ^
②行動できないのは脳がプログラムされているから
僕らは小さい頃から、
- 自分にはできない
- 失敗してはいけない
と、とんでもない思い込みを
背負わされてしまっています。
ですが、人間は自分の思い込みを自覚でき
自分の意志で変えていくことができます。
他の動物にはできないのです。
せっかく自由にプログラムできる
人間に生まれたのですから
人生を不幸にする思い込みは手放して
人生を幸せにする思い込みに
書き換えていけばいいのです。
③人生は一緒にいる人と環境で変わる
自分とは違う価値観の
ぶっ飛んだ人に会いに行きましょう!
世の中には面白い人がたくさんいます。
僕は人生なんて何の意味も楽しいこともないと
思い込んでいましたが
- カウンセリングを受け
- 本を読み
- 動画をみて
- 講演会に行き
- 自分と向き合う合宿やセミナーに参加
したりすることで
少しずつ自分の中のプログラムが
変わっていきました。
今、どれだけ人生が辛くても
必ず克服する方法はあります。
何が自分を変えるきっかけになるのかは
やってみないと分かりません。
少しずつでいいので
一緒に試し続けていきましょう!