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【カウンセラーが解説】自分の感情が分からない理由と対処法

 
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こんにちは。

アダルトチルドレン (AC)克服カウンセラーの奥野です。

 

カウンセリングをしていると

 

『自分の感情が分かりません。』

 

『その時は何も感じないのに

時間がたってから悲しみや怒りなどの

感情が出てきて辛いです。』

 

などの声をたくさん聞きます。

 

自分の感情が分からない。

と感じておられる方は多いのではないでしょうか?

 

僕自身も自分は感情のないロボットとして

生きてる方が楽だったので、すごく共感できます。

 

ですが、僕の経験上、感情を感じないことが

今の生きづらさの原因になっているかもしれません。

 

この記事では

  • 自分の感情が分からない理由
  • 感情が分からない時の対処法

 

についてお伝えしていきます。

 

自分の感情が分からない理由

 

結論からお伝えします。

 

私たちが感情を感じなくなったのは

 

感情を出すこと=イケナイこと

 

という思い込みがあるからです。

 

いつからでしょうか?

それはずっとずっと小さい頃です。

 

物心ついた頃までに

自分のありのままの感情を

出せなかったのです。

 

•両親にとって良い子になるために

自分の感情を我慢したのかもしれません。

 

•自分の感情を出したときに

両親から否定されたのかもしれません。

 

•両親がケンカをしていたので

自分の感情なんて

出せなかったのかもしれません。

 

色んな理由があって

物心ついた頃までに

 

自分のありのままの感情を

出せなかったのです。

 

三つ子の魂百まで

ということわざがあるように

 

三つ子

(僕は9歳頃までだと考えています。)

 

つまり9歳までの思い込みは思考の癖となり

永遠にあなたを苦しめてしまいます。

 

この小さい頃の思い込みが原因で

大人になっても感情が  

分からなくなってしまっただけです。

 

あなたは何も悪くありません。

 

自分の感情が分からないと、、、

 

自分の感情が分からないと

本当は自分が何を感じているのか

どうしたいのか分からなくなります。

 

それが生きづらさの原因になります。

 

どういうことなのか書いていきますね。

 

「自分が本当に感じている感情」にフタをしている

 

僕たちは「自分が本当に感じている感情」にフタをして見えなくしてしまいます。

 

感情を出すこと=イケナイこと

という思い込みがあるからです。

 

そして、感情のフタの上から「思考」という仮面をかぶり、演技をして自分の気持ちに嘘をついてしまいます。

 

そうして、本当は自分が何を感じているのか

何をしたいのか分からなくなります。

  

自分の感情に嘘をついたら・・・

 

自分に嘘をつき続けてしまうと

どうなると思いますか?

 

答えはシンプルで

自分のことが嫌いになります。

 

そして、エネルギーはどんどん落ちていき

生きづらいと感じることになってしまいます。

 

また、それだけではありません。

 

自分の感情を感じてないフリをする

 

たちは自分の感情に嘘をついたときに

 

「感情を出すことを我慢する」だけにとどまらず、それ以前に「感情を感じてないフリをする」ということまでやってしまいます。

 

それも無意識にです。

これがクセモノなんです。

 

特に、だれかに大切にされなかったときに

ほんとは寂しいと感じているのに

 

「別に感じてない」

とか。

「私は大丈夫。」

 

と言ったりしてしまいます。

 

だって、本当はそのときは

何も感じていないから。

 

けど、時間がたってから

 

なんであの人はあのとき

こんなことを言ったのだろう?

ひどい!

 

と後から怒りがふつふつと

湧いてきます。

 

そんなことはありませんか?

 

これは、そもそも自分自身に対して「だってホントに感じてないもん。大丈夫だもん」て思ってたり、

 

ホントはそう感じる自分にすかさず

 

「そんな風に思っちゃダメだ」

とか

「そんな風に感じるあんたがおかしい」

 

とかダメ出しして、

あわててそう思わせまいとしたり

してしまうからです。

 

では、どうすればいいのか?

 

感情が分からない人の対処法

 

ポイントは感情に正直になることです。

 

「自分が本当に感じている感情」を見つけ出してちゃんと感じてあげることが、突破口になります。

 

今の感情は本当に自分の心の底からの

感情なのか、良い意味で疑ってあげて下さい。

自分の中に本当の感情が隠れている

 

心理学では代理感情というのですが

 

怒りの感情の裏には

たいてい悲しみが隠れています。

 

例えば、相手に対して

何か自分が怒りを感じた時は

自分の中に悲しみの種があります。

 

相手に原因があるのではなく

小さい頃に大切にされなかった悲しみ

が隠れていたりするのです。

 

ほとんどの人は怒りの矛先を

相手に向けてしまいますが

これだと解決することはありません。

 

相手に怒りを感じた時は

自分の中にある悲しみに

意識を向けてあげて下さい。

 

感情をちゃんと感じる

 

現代人は感情を感じることが苦手です。

自分の感情を感じることは

実は怖いことだと思っています。

 

なぜなら「感じたらイケナイ!」と

思って自分が禁止してきたことだからです。

 

感情を出したらたいへんなことになるに

違いないと思い込んでしまっています。

 

ただし、本当に望んでいる本当の感情

「新しい自分」は、その怖いことの先にいます。

 

自分と向き合い、

本当の感情を探し続けていくと

 

本当の感情(自分)が

そこにいます。

 

それを見つけた時、

ずっと探していた自分を見つけて

 

「これが自分なのか!!キミだったんだね!」

となんとも言えない

愛おしい気持ちになります。

 

本当の自分はすごく

いいヤツだからです^ ^

 

それこそが、本当の自分だったんだと

涙が止まらなくなる。

そんな感動的な瞬間があります。

 

まとめ

 

感情を感じなくなったのは

辛いかもしれませんが

あなたのせいではありません。

 

小さかった頃に

感情を感じること=イケナイこと

 

と思い込んでしまい

我慢をしてきたのです。

 

ですが、子どもの頃の本当のあなたは

我慢したいのでしょうか?

 

子どもの頃は

感じたままに感情を体全体で表現

したかったのではないでしょうか?

 

生きづらさ解放は

大人から子どもの心に

戻っていくようなもの。

 

だと、ご相談さまから

よく言われます。

 

僕もその通りだと思います。

 

人間は感情の生き物です。 

 

昔のように

感じたまま無邪気に

感情を出せることが

幸せなのではないでしょうか?

 

最後まで

読んでいただき

ありがとうございました😊

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