アダルトチルドレン (AC)が『愛される人』になる方法

アダルトチルドレン (AC)は愛されたい
アダルトチルドレン
克服カウンセリングをしていると
■愛されたい!
■なんで愛してくれなかったの。。
■もっと愛してよ!
というご相談者さんの
心の声が聞こえてきます。
それはなぜなのか?
アダルトチルドレン (AC)は
幼少期に十分な愛情を
注いでもらえなかった
ことが多いためです。
そのため、
人一倍、愛してもらうことを
人に求めてしまいます。
〜して欲しいと相手に求めること。
この考え方がその人の人生を
ハードモードにしてしまうのですが、
じつは考え方を変えることで、
アダルトチルドレンは
人に愛を与える存在
になることができます。
この記事では、アダルトチルドレンが
『愛されたい』から解放され、
『愛される人』になるための
たった1つの方法
についてお伝えします。
これをマスターできた人は
アダルトチルドレン
を克服することができます。
アダルトチルドレン (AC)は愛されたい
親がちゃんと自分をみてくれさえすれば、
こんな寂しい想いをしなくて済んだのに。
と相手を責める。
もしくは
親が愛してくれないのは、
自分が悪いからだ。
と自分を責める。
カウンセリングをしていると、このどちらかのパターンで自分か相手を責めて苦しんでいる人が多いです。
(僕自身は両方でした^_^)
愛されない人は、
自分か相手を責めています。
これらは責める方向が違うだけで
どちらも上手くいかなくなります。
理由は簡単で
人間関係にはたった一つの法則
があるからです。
それは
『自分が相手にしたことが自分に返ってくる』という返報性の法則です。
その結果、愛されたいとあなたが相手に求めてばかりいると、同じようにあなたに愛されたいという人が集まってきます。
私は愛されたい!!
私のことをあなたが愛して!! あなたが満たして!!
と言ってこられる人ばかりが集まってきたらどうでしょうか?笑
幸せになることは難しいですよね。
つまり、『愛されたい』と人に求めてばかりいると愛される人になることはできません。
では、どうしたらいいのか?
アダルトチルドレン (AC)が『愛される人』になるためのたった1つの方法
結論は、愛されることを望むのではなく、自分が相手を愛する(与える)ことです。
『愛する』とは、『与える』ということです。
あなたが相手に何かをしてあげたいなと思っているとき
つまり与えようと思っているとき、あなたはその相手を愛しています。
これが上手くできないという方は、あなたが自分のことを自分で愛していないからです。
自分を愛する方法はこちらの記事をご覧ください。
※また作ります。
つまり、アダルトチルドレン (AC)は
- 幼少期に十分な愛してもらえなかった。
- →自分の愛し方がわからない。
- →人に愛してよと求めてしまう。
- →同じように求めてくる人と一緒になる。
- →依存関係になって上手くいかない。
- →自分は愛されないダメな存在
といった感じになることが多いです。
ですので、
人に愛してもらうことを求めるのではなく
まずは
自分を愛すること
そして、
相手を愛する=与える
ことが大切です。
そうすれば、返報性の法則により
■あなたが相手のことを愛する(与える)と、あなたが目の前の相手から愛されます。
結果的にあなたは人から『愛される人』になり、幸せな人生を歩むことができるようになります。
皮肉ですが、愛されたい!と思えば愛されず、愛したい!と思えば愛されるんですね。
【実践】アダルトチルドレン(AC)が『愛される人』になるためのポイント
それでは、『相手を愛する(与える)』とはどういうことなのか。
今日から簡単に実践できる3つのポイントをお伝えします。
『相手に与える』ポイント① 常に笑顔でいること
相手に与えるときに、難しく考える必要はありません。
あなたが笑顔でいること
それだけで相手に幸せを与えています。
まずはあなたが笑顔でいてください。
笑うことに理由なんて必要ありません。
楽しいから笑うではなく、笑うから楽しいことが起こります。
笑顔でいることは、今この瞬間からできます。
与えることのポイントはまずは笑顔でいることです。
例えば
- レジを対応してくれたコンビニの店員さんに笑顔でありがとうございました。と伝える。
- ご近所さんに笑顔でおはよう。とあいさつをする。
- パートナーや家族にいつもありがとう。と笑顔で感謝を伝える。
など、ほんのささいなことでいいので。まずはあなたが笑顔でいて下さい。
そのとき、あなたも幸せな気持ちになっているはずです。
ほとんどの人は自分が相手に与える影響力の大きさを自覚していません。
ほんの少しあなたの笑顔が増えることで、あなたが幸せになり、それが他の人を幸せにして、自分に返ってくる。
幸せの循環をあなたから作っていきましょう。
『相手に与える』ポイント② 自分は相手に何ができるのかを考える。
『相手に与える』ポイント② は自分は相手に何ができるのかを考える。ことです。
何もできなかったとしても、まずは、考えるだけでいいのです。
例えば、好きな人からプレゼントをもらったときに、
どんな物をもらったのかより、自分のために考えてくれたその気持ちが嬉しいと思います。
- 道が分からずに困っている人がいたら、その人に自分は何ができるのか考える。
- 仕事で行き詰っている同僚がいたら、その人に自分は何ができるのか考える。
- 電車で座れなくて辛そうな人を見かけたら、その人に自分は何ができるのか考える。
自分には関係ない。と思うのではなく、
一度意識して今日出会う全ての人に自分が今、少しでも何かできることはないのか考えてみて下さい。
その考えている時、すでにあなたは幸せな気持ちになっているはずです。
自分事ですが、僕は暇なときに
大阪の天王寺駅で道に困っている外国の方に道案内する1日や
雨の日に傘を2本持って、傘を持っていない人に貸してあげる1日
を過ごしたことがあります。
1日をすごくいい気持ちで過ごすことができました。
あまりやっている人はいないので、他の人に話すと
怪しまれるか、心が病んでいるのか心配される危険がありますが
誰にも言わなかったら大丈夫です。
見返りを求めずに、ただ、目の前の人に自分は何ができるんだろう?
と考えて1日を過ごすと、困っている人は自分を幸せにしてくれる有難い人に変わります。
時間に余裕があって、勇気のある方は一度、挑戦してみて下さい。
『相手に与える』ポイント③ 自分が幸せな姿をみせつける。
シャンパンタワーの法則は聞いた時がありますか?
『シャンパンタワーの法則』(https://www.daisei-ironworks.co.jp/keitaro_blog/index.php/archives/2479より引用)
相手に何かをしてあげるには、まず、自分が満たされていないといけません。
例えば、自分が丸一日何も食べていな腹ペコ状態でも
三日三晩、断食していてどう見ても苦しそうな老人から
『このパンをどうぞ。。。』と言われても受け取れませんよね。
相手に与えるためには、まずは自分のことを自分で満たしてあげましょう。
あなたが遠慮なく幸せになって、相手に幸せになってもいいと見本を見せつけてあげるのです。
そうすれば相手も『僕も幸せになっていいんだ』と幸せになる許可を自分に出してあげることができます。
そのためにも、自分に前向きな言葉をたくさんかけてあげて下さいね!
まとめ アダルトチルドレン (AC)が『愛される人』になるためのたった1つの方法
最後に重要ですので繰り返しますが
アダルトチルドレン (AC)が『愛される人』になるためのたった1つの方法は
愛されることを望むのではなく、自分が相手を愛する(与える)ことです。
『愛する』とは、『与える』ということです。
アダルトチルドレン (AC)を克服するためには
自分が相手にしてもらう(依存)
👇
自分が相手に何ができるのだろう(自立)
という視点の変化が必須です。
アダルトチルドレン(AC)になったのは親や環境のせいかもしれませんが
親や環境のせいにしている限り、幸せになることはできません。
あなたの人生はあなた自身が変わろうとしないと変わらないのです。
僕自身、薬物依存の両親の元で育ち、自分を愛せない大人になりました。
生活保護を受けながら借金取りに追われる生活でした。母は水商売をしていたので夜は家におらず、晩ごはんを母と食べたことはありませんでした。
そのため、母のことをいつも責めていました。
悪いことがあったら、母親がちゃんと育ててくれなかったせいだと、関係のないことでも母を責めることもありました。
でも、いくら責めても自分の生きづらさが大きくなるだけで、上手くいきませんでした。
数千万円の自己投資をした結果たどり着いた答えは、
僕は与えてもらおうと人に求めてばかりで、人に与えようとしてしてなかった。ということです。
確かに母は他の家庭と比べて、与えてくれることは少なかったかもしれません。
だからといって、〜してくれなかったことを
いくら責めても今の自分の状況は何も変わりません。
それに、産んでくれたおかげで、いま生きることができています。
産んでくれなければこの悲しみや怒り、寂しさなども感じることすらできません。
この産んでくれたことに感謝もしないで僕は母に何を与えて来たのだろう?
と考えたときに何もしてこなかった自分にすごく恥ずかしいというか取り返しのつかないことをしてきたんだと
穴の中に入りたい気持ちになりました。
自分がおもちゃが欲しい欲しい。と
お店の中で泣いてごねている子どもといっしょだと気付きました。
気付いたときはショックでしたが、アダルトチルドレン (AC)の症状も嘘のようになくなっていきました。
周りからどう見られるのか、ではなく
→自分は相手に何ができるのか?
自分の意見を言って何を思われるだろう、ではなく
→自分がどんなことを言ったら相手は喜ぶだろう?
と考える。
〜して欲しいと相手に望んでばかりだと、自分を満たしてくれなかったときに
不平不満、愚痴、悪口になってしまいます。
そんなことをしてる人といっしょにいたいと思いませんよね。
あなたが今もし、アダルトチルドレン(AC)の症状で生きづらさを抱えているとすれば
そのお悩みは必ず克服することができます。
ご相談者の90%以上の方が克服できていますので、まずはご相談下さい。